
新ヒヤリハット報告から、新ヒヤリ・グッジョブ報告へ
KATETOSとは
KATETOSは、仮設工業会が考案した「新ヒヤリ・グッジョブ報告」を、スマホ等を使って気軽に報告できるアプリケーションです。
KATETOSによる報告の目的は、あなたのヒヤリハット体験や、もっと働きやすい現場を実現するためのあなたのアイデア(グッジョブ)を報告いただき、現場力を高めることにあります。
ヒヤリハットやグッジョブの報告が多数ある現場は、安全に関する心身の健康度と、変化に対応するレジリエンス能力が高いことが示されています。
あなたの報告が、安心安全・グッジョブの多い現場づくりに役立ちます。
新ヒヤリGJ報告とは
新ヒヤリGJ報告とは、「新ヒヤリハット報告」の進化版として(一社)仮設工業会において開発されたものです。
これは、安全性と生産性の向上を目的として現場で働く人から「ヒヤリハット」「グッジョブ」について回答を求めるレポートです。
新ヒヤリGJ報告は、2023年に建設労務安全研究会の会員企業の現場に従事する約11,000名を対象として行った調査結果を基礎として、(一社)仮設工業会に設置した「仮設工事におけるDX時代のレジリエンス能力向上対策のあり方に関する検討委員会」(委員長:建山和由 立命館大学総合科学技術研究機構教授)における検討を経て、完成しました。
単なる報告ではなく、「ヒヤリハット」や「グッジョブ」の内容とその背後要因(ストレス状況、心理的安全性等)を把握し、その結果を事故回避や生産性向上につながる対策(レジリエントな力を養う)へとつなげることができる、解決型の対策ツールです。
新ヒヤリGJ報告の特徴
従来の「ヒヤリハット報告」や「新ヒヤリハット報告」との違いから、「新ヒヤリGJ報告」を捉えると、次のような特徴があります。
- これまでの安全衛生手法に加えて、「うまくやれていること」=災害に至らなかった状態=安全状態として捉え、いかにして安全状態を維持できるかを検討する。今できている、良くやれていることに注目し、よりポジティブな視点で安全と生産性を考える。
- ヒヤリハットから「災害を回避できた体験者の知恵」を、グッジョブから「安全かつ効率的に働くことができるアイデアや暗黙知」等を、強制ではなく自発的に現場従事者から報告を得ることで、現場で培った英知を安全と生産性向上に役立てるシステムである。
- 事例収集だけが目的ではなく、グッジョブが出やすい職場環境の形成が主たる目的であり、現場が一体となってグッジョブの増加を目指すことで、災害回避や生産性向上に役立つレジリエンス能力、すなわち「予測」「注視」「対処」「学習」の力を育むことができる。
つまり、自らが体験し感じ取ったものを現場力アップに活かす、安全と生産性を追求するためのツールです。