R3.足場の脚部-仕様

C2 仕様

 足場の脚部は、沈下及び滑動防止のため次の措置を施すこと。
  1. 足場を組立てる地盤は、原則として、堅固な場所とする。
  2. ジャッキ型ベース金具又はねじ管式ジャッキ型ベース金具(以下「脚部ベース金具」という。)の下には、地盤の状況に応じて敷板(しきいた)又は敷盤(しきばん)を使用する。
  3. 敷板を使用する場合は、原則として、脚部ベース金具を2本以上の釘等により敷板に固定し、敷盤を使用する場合は、脚部ベース金具を敷盤の使用方法に従い固定する。
  4. 桁行方向、梁間方向それぞれに根がらみを設置する。ただし、脚部ベース金具を2本以上の釘等により敷板を固定した場合は、桁行方向の根がらみを省略することができる。
  5. 根がらみは、できる限り地面から近い位置に設置し、各支柱に緊結する。

(一社)仮設工業会:「くさび式システム足場の組立て及び使用に関する技術基準」,p11-13

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